当社では、設計開発から試作・量産まで、一貫体制でお客様からのご要望に応じます。

短納期・少量ロットでも、是非ご相談下さい。


開発ステップ

当社ではこれまでの技術や実績を活かして、自社製品の開発に積極的に取り組んでいます。

ここでは無線技術を活かした、高齢者徘徊通報システムの事例をご紹介します。

この装置は、認知症の方などが外出したことを検出し、介護者の方にお知らせするものです。


  • STEP1

    ニーズの調査/把握/分析

    展示会等での施設関係者からの聞き取りや、関係機関の調査結果等を分析し、ニーズを徹底的に調査。 ユーザーが今求めている機能を、製品開発に最大限活かしました。

    従来品は徘徊する高齢者の方に発信機を携帯していただくため、置き忘れや紛失、 発信機の電池切れなどによる検知漏れがあることが課題でした。

  • STEP2

    課題解決のためのアイデア検討

    ユーザーのニーズから見えてきた課題を解決するため、設計技術者を中心に解決策の検討を行いました。

    高齢者の方には何も携帯いただかず、家族や施設職員の方に認証キーを携帯いただくというこれまでと逆の発想で、 課題を解決する方向で開発することになりました。

  • STEP3

    仕様の検討/設計

    これまで培ってきた当社の技術を最大限活用し、効率的で省電力な通信方式を検討しました。 また、基板や筐体については何度も見直しを重ね、小型化に取り組みました。

    当社が得意とする無線技術の中から、最適な方式として特小無線・微弱無線を採用しました。 小型化を追及し、デザイン性を重視しました。

  • STEP4

    試作品作成/製品評価試験

    部品の変更や、配置の見直しなどで使いやすさを追求。 また、電気的特性評価や構造的評価など各種試験を実施し、安全性を担保します。

    価格に反映させるため、コストダウン検討にも時間をかけ、お客様に喜んで頂ける製品作りを目指しました。

  • STEP5

    量産

    自社で量産フェーズまで行えるため、スピーディーに製品化することが可能です。